かりまた共働組合
かりまた共働組合は、2022年11月に沖縄県宮古島市の北端に位置する狩俣地区で設立されました。約200世帯460人が暮らすこの過疎集落は、三方を豊かな海に囲まれています。「地域をつなぐ」を理念に掲げ、地域課題の解決と持続可能な地域づくりに取り組んでいます。
主な事業として、幼稚園給食のサポート、漁業の6次産業化、地元産品の直売などを行っています。「むすびや」「いんぱり」「ばぎだま」の3つのチームを設け、お弁当配食、海産物の加工販売、EV関連事業など、多様な活動を展開しています。
組合員構成
組合員構成:
かりまた共働組合は、20代から50代までの多様な背景を持つ7名で構成されています:
主婦(2名):地域の家庭ニーズに対応
漁師(2名):漁業の知識を活かした6次産業化
建築士(1名):空き家活用など建築関連サポート
会社員(2名):ビジネススキルを活かした運営支援
全ての組合員が対等な立場で意見を交わし、世代を超えた協力で革新的なアイデアを生み出しています。この多様性が私たちの強みであり、地域課題の解決に向けて柔軟に取り組んでいます。
メンバーポリシー
- 地域愛:狩俣地区への深い愛着と貢献意欲を持つこと
- 協調性:チームワークを大切にし、互いの意見を尊重すること
- 創造性:新しいアイデアを積極的に提案し、挑戦する姿勢を持つこと
- 責任感:自分の役割を理解し、確実に遂行すること
- 学習意欲:常に新しい知識やスキルの習得に努めること
- 多様性の尊重:異なる背景や考え方を持つ人々と協力し合うこと
- 持続可能性へのコミットメント:SDGsの理念を理解し、実践すること
- 地域との対話:住民の声に耳を傾け、ニーズを把握すること
- 透明性:組合の活動や意思決定プロセスを明確にすること
- 未来志向:長期的な視点で地域の発展を考えること
これらの方針のもと、私たちは狩俣地区の持続可能な発展と、住民の皆様の幸せな暮らしの実現に向けて、日々活動しています。
理事長挨拶
皆様、かりまた共働組合理事長の根間太一です。
私たちは、狩俣地区の豊かな自然と人々の絆を大切にしながら、地域の課題を事業機会に変え、新しい働き方で小さな幸せを増やすことを目指しています。幼稚園の給食サポートから始まり、現在では漁業の6次産業化や地元産品の直売など、多岐にわたる事業を展開しています。
これからも、地域の皆様の声に耳を傾け、SDGsの理念に基づいた持続可能な地域づくりに取り組んでまいります。空き家の活用、移住促進、人材育成など、将来を見据えた活動にも挑戦していく所存です。皆様のご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。
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労働者協同組合について
労働者協同組合は、働く人々が出資し、経営に参加し、労働を担う新しい事業体です。地域の課題解決と持続可能な仕事創出を目指し、民主的な運営と社会的価値の創造を特徴としています。